息子が車と接触事故。やっぱり口で言うだけでは伝わっていなかった・・・
先日息子が自転車で遊びに行く途中で車と接触する事故にあった。
幸いなことに怪我は擦り傷程度で、自転車も壊れなかった。
公園近くの道路で、細い道から出て来た息子に、運転手が気付くのが遅れたのが原因らしいが、息子もちゃんと左右確認をしたかどうか怪しいと思っている。
最近は、友達と公園で遊ぶ時に私が送って行くことはなく、自分で行って自分で帰って来る。自宅付近は住宅街だが、国道からの抜け道があるため比較的交通量はある方だと思う。
自転車に乗りはじめた頃から、一緒に行動して交通ルールについては教えてきたつもりだったが、遊びに行く時にいつまでもついていく訳にもいかないので、教えたことは守っていると信じて送り出していた。でも2週間程前、私の目の前で息子は飛び出し未遂をした。その時私からも夫からもかなり厳しく注意したはずだったのに・・・。結局伝わっていなかったんだろうか。
そう思うと運転されていた方にも申し訳ない気持ちがあり、とても複雑な気分だった。それもこれも怪我が軽かったからだというのは百も承知だが。
相手の方は仕事中だったとのことで、夜には上司の方と菓子折りを持って謝罪に来られた。同じように仕事で車を使うことがある夫は「気持ちは痛い程わかる」と言っていた。
私は若い頃に派手な事故を起こした事があり、その時の気持ちがフラッシュバックしてきて、何ともいえない気持ちになった。結局被害者になるのも加害者になるのも紙一重なんだと改めて思った。
警察の方と話している時はすごく落ち着いていた私だが、家に帰るとホッとして涙が出てきた。息子もやっぱり怖かったみたいで、少しの間二人で泣いた。親に心配かけたというのは伝わったと思う。
高齢者ドライバーも増えて、道を歩いているだけで事故に巻き込まれる話も聞く。運転手の方には申し訳ないが、今回の事を教訓として子供達には再度交通ルールへの意識を高めてほしいと思っている。