在宅兼業主婦になるまで@就職編
先日、勤めを辞めてからまる2年を迎えた。
早いとか遅いとかいう感覚はあまりないが、記憶がはっきりしているうちに会社員時代のことを残しておきたいと思ったので、しばらくお付き合い下さい。
短大でデザインの勉強をしていた私が就職先として希望していたのは、デザイン会社・広告代理店・印刷会社だった。デザイン会社はほとんどが小さく、新卒の募集はない(経験者を採用する)と聞いていたので、広告代理店か印刷会社をメインに就職活動をはじめた。
でも、時代は就職氷河期に入ったところ。
まわりの友人に比べれば精力的に就職活動をしていたがなかなか就職は決まらず、
コネのあるクラスメイトを羨ましく思っていた。
今の女子大学生は、結婚・出産後も働き続けられる会社かどうかを就職活動の際に考慮するらしいが、私が就職活動をしていた頃はあまりそういう傾向はなく(考えている人は考えていたとは思う)、自立心の強かった私はとにかく正社員として就職することに必死だった。
就職が決まったのは卒業目前の3月のこと。
2月に印刷会社からの求人が学校にあったとのことで連絡があり、試験を受けることになった。
この時、入社試験の日が卒業旅行と被ってしまい、一人だけ試験日を変えてもらうというハプニングもあったが、自宅から通勤可能な会社に、希望していた職種で就職することができたことは、とても嬉しかった。
ただこの会社、残業が多く人の出入りが激しい(辞める人が多い)とも聞いていた。
実際入社してみてからの話は次回。