子供達の通う小学校ではリサイクル活動として、アルミ缶やプルタブの回収を行っている。
リサイクルの精神を子供の頃から身につけるのは大いに結構なことだが、現在クラスごとにプルタブをどれだけ集めるか競っているらしく、我が家ではちょっとした争いになってしまった。
元々私も夫も家でアルコールを飲む習慣がないため、我が家にはプルタブがほとんどない。子供達がおじいちゃん、おばあちゃんに頼んでやっと数十個手に入れたものを半分ずつにして持って行こうとした矢先、夫が職場の先輩から大量のプルタブをもらってきた。
夫の先輩も自分の子供が学校に持って行くために集めたらしいが、持って行かないまま子供が卒業してしまい、捨てる寸前だったとのこと。
ラッキーといえばラッキーだけど、数年かけて集められたその量に子供達は狂気乱舞。どっちがどれだけ持って行くかで揉めはじめた。その争いがあまりにもしょうもなくウルサイので、思わず「ええ加減にせえ」と言ってしまった。もっと身になることで競ってほしい。
そもそもリサイクルとはその量を競っていいものか???日常生活から出る本来ゴミになるものから、再利用できるものは利用しましょうということでは?
アルミ缶にしろプルタブにしろ、ある家にはあるが、ない家にはない。家にあるものをいつもより意識してみて、あれば持って行くというならわかるが、学校で競争しているからといって必死にかき集めるものでもないと思う。
美化委員会だか環境委員会だかが決めたらしいが、単に量を競うのはやめてもらいたい。
とはいえ、うちの子供達にリサイクルの意味を教えるのは私の仕事かもしれない・・・・
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