時間の余裕イコール心の余裕
花粉のメインもスギからヒノキに変わり、新学期も始まる時期になった。
ただでさえもゆったり更新のブログなのに、3月は1回しか更新できなかった。更新を待っている人もいないと思うので、マイペースに書きたい時に書きたいことをアップできればいいかなとは思っているけど、根が面倒くさがりなんで放っておけばおくほどやらなくなってしまう。だからせめて月に2回アップを目標にしたい。(低い目標)
1月・2月は仕事が暇だった。
私が受けている仕事は大きく2種類あって、1つは定期的にもらえるレギュラーの仕事。そしてもう1つは不定期に発生するイレギュラーの仕事になる。
昨年は全体的にイレギュラーの仕事が多く、通常なら閑散期の時にも結構な仕事量があった。今年は逆でイレギュラーの仕事がない為、1月・2月はすっかり時間を持て余してしまった。
仕事に波があるのはしょうがないことだけど、仕事が少ない=売上が少ない訳で、家計にもいろいろと響いてくる。タイミング悪く夫も残業が少ない時期の為、しばらく我が家では緊縮財政を強いることとなった。
でも悪いことばかりではなく、仕事が少ない分時間の余裕ができて、子供たちの習い事の送迎も全く苦にならなかったし、家族に対して優しく接することができていたように思う。ピアノの追加レッスンや、子供たちの練習に気長に付き合えたのも暇だったおかげで・・・。時間の余裕=心の余裕やな〜としみじみと思った。
自宅で仕事をしていると、仕事のイライラが家族にも影響するので、忙しい時は素直に「今は仕事が忙しくてイライラしている」と伝えるようにしている。 子供たちも慣れたのか理解していてくれているのか、それなりの対応をするようになってきた。
このペースで仕事してもいいかな〜と思わなくもなかったが、欲の深い私は売上アップを目指してしばらくはクラウド系のコンペに参加してみたりしたが、どうにも性に合わない。どうしようかと考えていたところに、以前にトライアウトを受けた会社から仕事のオファーが!!!
なんということでしょう。
あまりのタイミングの良さに自分でもびっくりした。
こちらからやりたいという連絡をしたところ、あれよあれよと話が進み仕事を受けることになった。
新しい仕事には新しいルールがつきもので、今は慣れないルールやワークフローに戸惑いながら仕事をしている。
最近のピアノ事情と子供のやる気
毎年この時期はピアノの発表会前なので、子供達はいつもよりピアノの前にいる時間が長い(我が子比)。
今年は自身の実力より難しい曲を選んだ上に姉弟で連弾をやることになり、追加レッスンを受けることになってしまった。
我が子のピアノの実力は前の記事から
曲は先生との相談の上で決めたので、先生としては「弾ける」という判断の上でのことだと思うが、いろいろと心配した先生からメールは来るわ、電話あるわ、追加レッスンは場所や時間がいつもと違うので、擦り合わせや送り迎えの手間は正直言って面倒だった。
上の子は自分が好きな曲を弾けることになった為、例年よりやる気度は高かったが、自分に甘いため先生と約束した練習時間が守れない。
下の子は通常通りのやる気。それでもお尻を叩かれてようやくピアノの前に座る。
連弾も自宅で練習すると姉弟喧嘩が始まるので一苦労だが、ようやく完成度も上がってきた。
子供がすすんでやらない習い事をさせることには賛否両論あるが、今年子供たちを見ていて思ったのは、自分から練習しないからピアノが嫌いという訳ではないんだなということ。実際、追加のレッスンも4、5回はあったと思うが、文句も言わずにいつもより長いレッスンを受けていた。そういえば他の習い事も行きたくないと言ったことはないな。
習い事は目標を細かく達成していくので、自己肯定感を養うのにはとてもいいと思っている。自分自身も子供の頃習い事が大好きだった。
発表会まであと少し。頑張れ我が子!
先生にはたくさん追加レッスンして頂いたのでお礼はしないとイカンよね。いやいつも発表会のお礼はしてるんやけど、今年は例年以上にしないとね〜。
働き方改革について考えてみる
「働き方改革」
昨年くらいからやけに耳にするようになった言葉。
ブラック企業やブラックバイトなどが社会問題として取り上げられるようになったからか、長時間労働やパワハラからうつになったり過労死したりという話も以前より耳にする機会が増えた。
地方都市の中小企業で限りなくブラックに近いグレーな会社に15年以上勤めていたこともあり、なんでもかんでも「ブラックブラック言うんじゃねー」という気持ちも若干ありつつ、働き方改革について書いてみたいと思う。
私が勤めていた「ブラックに近いグレーな会社」は、地方都市の社員数150名程度の同族経営会社。地元では優良企業と思われていて、その業種では県内でもそこそこ名前が通っている会社だった。
でも役員は考え方が古く、社員を大事にしない。なぜブラックではないかというと、法には触れていないから。もし社員が労働基準局に駆け込んでも逃げることができるギリギリのラインを知っている会社だった。人の出入りも激しく、私が働き続けられたのは、仕事が好きで同僚に恵まれたからだと思っている。
先日、今もその会社に勤める友人とランチをした。
話の中で最近若い女性が退職したという話になり聞いてると、女性が結婚による引っ越しで通勤時間が長くなったため、残業ができなくなり、それを役員からいろいろと言われて結局辞めてしまったという話だった。
私が辞めた時とほぼ同じ状況(苦笑)
女性は結婚・出産すると働き続けられない会社。
あれから数年たっているし、世の中では「働き方改革」「女性の活躍」と叫ばれて久しいのにこの状況。
結局「残業」しないと認めてもらえない会社な訳だ。
役員の求める働き方ができないのであれば、仕事で成果をあげても認めてもらえない。社員にとってこんなにモチベーションの上がらない会社はないと思う。
時々メディアで働き方についていろいろと変えていこうとする企業について目にすることがあるが、結局は余力のある大きな企業か、経営者が働き方改革について理解があるかのどちらかだ。読んでいても現実味がない。やる気のある企業だけがどんどん働き方を改革していって、中小企業などとは働く環境に差が開くばかりの気がする。世の中には中小企業に勤める人の方が多いのに。
働き方改革の中で、テレワークの推進も言われているがそれだって経営者次第だと思う。
今の世の中、私のしているような仕事はある程度の環境が整えば家でも出来る。私は関西在住だが、今の取引先は東海地方の会社で、仕事では関東や四国のお店のチラシを作っている。外注という立場ではあるが距離の問題は何もない。
私は退職する時に在宅社員について提案してみたが、上司には一蹴された。家で仕事をすると本当仕事をしているかどうかがわからないからというのが理由だった。
どんだけ社員のことを信用してないんだよ(苦笑)
元職場のことは書き出したらキリがないのでこのへんで。
何が言いたいかというと結局は経営者次第なんだということ。他の会社のことをよく知っているわけではないし、中小企業全部がそうだとは言わないが、会社の大事なことが経営者の気分次第で決められ、それに社員は振り回される環境。どんなに改善案を出したって、経営者が気に入らなければ実行することはできない。
厚生労働省が育休復帰支援プランの中で、産休・育休をとる従業員をフォローするために中小企業に「育児プランナー」を派遣する体制を整えたらしいが、それだって経営者が申し込まなければ意味がない。「社員の働く環境を良くしよう」という考えのある経営者がいなければ、せっかくの制度も活かされない。
大中小限らず、できる企業ばかりがどんどん進んでいくよりも、育休産休がキッチリとれて、子供の年齢に応じて時短が可能な体制を全ての企業で整える方がよっぽど大事だと思うのは私だけだろうか。
とまあ長くなったけど、いろんなニュースを見るたびにモヤモヤしていたことを書いてみた。(家では夫に熱く語っていた)
夫の会社は結構大きな会社だが、圧倒的に男性が多いのでまた事情が違うらしい。
景気によっても違う。
業種によっても違う。
一律に考えることではないのかもしれないけど、少なくとも中小企業では経営者の意識が変わるだけで働きやすくなる部分はたくさんあると思う。
さて本日はプレミアムフライデー初日。
ニュースでは朝からいろいろと言っているが、夫に聞くと「全く関係ない」とのこと。(苦笑)
定着?正直難しいと思う・・・。
それより週1日のノー残業デーと有給の100%消化の方がよっぽど嬉しいはず。
まあ私には有給も残業もプレミアムなんとかも関係ないんだけど(笑)